厚生労働省調べによると、日本の平均寿命は2018年の段階で男性が81.25歳、女性が87.32歳。男性は7年連続、女性が6年連続平均寿命の過去最高を記録しており、現在のペースで伸び続けると、100歳を超えるまで生きるのも私たちの世代では珍しいことではなくなりそうです。
現実は平均寿命と、いわゆる健康寿命の差は大きく、男性で8年間、女性では約12年間を介護の必要な状態で過ごさなくてはなりません。平均寿命が100歳を超える頃には、この期間はさらに大きく広がっているでしょう。
しかし、世の中はどうでしょうか?その場しのぎの治療にありふれて、根本的な改善にいたらない、表面的な健康ブームで本質的な健康への取り組みは不十分です。
事実、年々国の医療費は膨らみ、医療費問題については表面的な対処ばかりで、根本的で前向きな解決策は聞いたことがありません。
お年寄りは今後益々多くなりますが介護問題はどうしますか?解決の方向すら見えていないといった状況です。
これからも少子高齢化が進む日本においてどうするべきか、答えは簡単です。
ずっと〝若々しく〟〝生き生きと〟生きていける体づくりをする。
『健康寿命を伸ばす』ということです。それにより医療費は削減され、介護負担も減るでしょう。何よりも望まれない不幸が減り、幸福な時間が増えるのです。
私たちの業界は、そんな希望が溢れる日本の将来の実現の一端を担える素晴らしく価値のあるものだと思っています。